業界用語辞典 - 身体の仕組み

看護に関することをいろいろと調べたくても、使われている言葉の意味がよくわからなくて十分な理解ができていないのではないでしょうか?看護に関する言葉の意味をわかりやすく解説し、難しい専門用語が解決できる業界用語辞典のページです。

アイテル

膿を表す医療現場の用語で、カルテ記入の際などに利用される。膿を意味するドイツ語Eiterに由来。
膿汁流出は「アイテル様」と表記され、「アイテル様分泌物あり」のように使われる。
ちなみに、膿はPusとも記される。

アシデミア

血液内の酸塩基平衡が酸性化しようとする状態のこと。
生体の血液の酸塩基平衡は、ホメオスタシスによって常に一定(pH7.4)に保たれているが、この血清pHが7.4未満に低下するとアシデミアと呼ばれる。pHの測定は血液ガス分析によってなされる。
アシデミアの逆にpH7.4を超える状態をアルケミアという。
アシデミアやアルケミアなどのpH異常は呼吸不全や腎不全など重篤な疾患の結果として生じるものである。

アシドーシス

Acidosis。
体内の酸塩基平衡を酸側に傾かせようとする力が働いている状態。逆に塩基性にしようとする動きをアルカローシスという。
ホメオスタシスのひとつ。

アセチルコリンエステラーゼ

真性コリンエステラーゼとも呼ばれ、神経組織、赤血球などに存在する神経伝達物質の1種のこと。
神経伝達物質アセチルコリンを酢酸とコリンに分解する働きを持つ。アセチルコリンは運動神経や、交感神経の節前線維、副交感神経を担当するコリン作動性神経の神経伝達物質である。

アデノシン一リン酸

アデニル酸とも呼ばれ核酸塩基のアデニン、五炭糖のリボース、1つのリン酸によって構成されているヌクレオチドの一種で、5′-アデニル酸としてRNA中に存在し、リン酸とアデノシンの間でリン酸エステルを形成している。通常、AMPと略される。
アデニル酸は、RNA中にリン酸部位の結合位置により 2′-体、3′-体、5′-体の構造異性体があり、それぞれ、2′-アデニル酸、3′-アデニル酸、5′-アデニル酸と呼ばれる。RNA中に部品として見られるのは5′-体である5′-アデニル酸のみである。

アデノシン三リン酸

ATPと略される体内物質の1つ。全ての生物が持っているエネルギー源で、細胞内でエネルギーを生成する働きを持つ。
細胞の中のミトコンドリアが、ブドウ糖を原料にして作成し、窒素をふくむ化合物であるアデニンと、リボースという五炭糖、3つのリン酸から出来ている。3つのリン酸基とアデニンをつないでいる3つ結合のうち、2つの結合が高エネルギー結合となっており、アデノシン二リン酸へと分解される際、高エネルギー結合が1つなくなる代わりに、高エネルギーを発する仕組みとなっている。

アデノシン二リン酸

ADPと略される体内物質の1つ。
アデニン、リボース、2リン酸分子で構成され、アデノシン三リン酸から1個のリン酸が失われる代わりに高エネルギーとアデノシン二リン酸に別れる。エネルギーが与えられると、再び燐酸と結合し、アデノシン三リン酸へと変化する。

アドレナリン

エピネフリンともいう。カテコールアミンの1つ。
血圧上昇作用のあるホルモンであり、神経伝達物質でもある。副腎髄質から分泌される。
アドレナリンは交感神経の作用が高まると血中に放出され、血圧や血糖値の上昇・心拍数の増加、気管支拡張などを引き起こす。この作用を利用して、強心剤や血圧上昇剤として用いられるほか、血管収縮薬や、気管支喘息発作時の気管支拡張薬としても使用される。

アドレナリンは結晶化に成功した世界初のホルモンであり、明治34年(1901年)に高峰譲吉が副腎から抽出した。
アドレナリンは別名エピネフリンとも言い、アメリカでは後者の呼び方が一般的である。
アドレナリンを発見・命名したのが日本人の高峰譲吉であるのに対し、同時期にエピネフリンを発見・命名したのはアメリカ人のエイベルである。高峰の死後、エイベルは「高峰の研究は自分の盗作である」と主張。この主張を受けて、ヨーロッパでは高峰の功績をたたえアドレナリンと呼ばれながらも、日本と米国では「エピネフリン」と呼ばれてきたのである。ただ、日本でも学識者の要請を受けて、2006年(平成18年)以降、日本薬局方で「アドレナリン」と記載されることになった。

アプネア

Apnea。
無呼吸のこと。医療現場で使われる略語。
スリープアプネアは睡眠時無呼吸(症候群)のことである。

アポトーシス

細胞にあらかじめプログラムされた死のこと。
細胞外から障害を受けて細胞が死ぬのではなく(この死はネクローシスと呼ばれる)、細胞内部で遺伝子によりあらかじめ決められたプログラムに従ってもたらされる死である。
アポトーシスは、個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる現象で、生体内では、ガン化した細胞や異常を起こした細胞のほとんどは、アポトーシスによって取り除かれ続けている。これによって、ほとんどの腫瘍の成長は未然に防がれているが、アポトーシスの仕組みが故障した細胞は無限に分裂増殖し、ガン細胞に成長してしまうのである。
アポトーシスの起こった細胞は決まった段階を踏んで細分化し、最終的にはマクロファージなどの食細胞に速やかに貪食処理される。

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アルカローシス

Alcalosis。
ホメオスタシスの一種で、体内の酸塩基平衡を塩基性側にしようとする状態。反対の状態をアシドーシスという。

アルケミア

血清pHが7.4より上になった(上昇した)状態のこと。血液が塩基性に傾こうとしていることを示す。
アルケミアの反対に、血液が酸性化しようとする状態のことをアシデミアと呼ぶ。
血清pHは血液ガス分析によって行われる。
アルケミアやアシデミアは、全身の細胞にとっては環境の異常であり、最悪の場合には死に至ることもある。

アルブミン

肝臓で合成され、血液中の血清に最も多く含まれているたんぱく質。血清総たんぱく質の60〜70%を占める。
血液の浸透圧の維持や、物質の運搬といった役割をもつ。
アルブミン値は、栄養状態や肝機能の把握に利用される。
基準値は3.8〜5.3g/dl。高値だと脱水症が、低値だとネフローゼ症候群や栄養不良、肝硬変などが疑われる。
医療現場ではALBと略される。

一回拍出量

SV(Stroke Volume)。
心室が1回で拍出する血液量。単位は(ml)。
安静時仰臥位で70ml、正常値は60〜130mlである。心拍数と掛け合わせて毎分拍出量を算出する。

IN OUT バランス

インアウトバランス。
水分出納ともいう。
体内の水分の出入りを調べること。

IN:点滴・輸血量、薬の量、飲水量、食事量などなど身体に入るもの
OUT:出血量、尿量、汗の量などなど身体から排泄されるもの

INが多くOUTが少なければ、浮腫み(むくみ)や体重増加のほか、臓器や関節に負担がかかる。
一方、OUTが多くINが少なければ、脱水や体重減少、肌の乾燥などを引き起こす恐れがある。

インスリン

血液中のグルコース量(血糖値)を一定に保つ働きを持ったホルモン。膵臓内の分泌腺、ランゲルハンス島のβ細胞から分泌される。
インスリンの分泌が不足したり、インスリン抵抗性が生じると、血糖値が高くなり糖尿病を引き起こす。一方で、インスリンはその分泌を減少させることで血糖値の低下も防いでいる。低血糖は生体に致命的な影響を与える症状であるため、身体はインスリンによる低血糖への防御策として、グルカゴンやカテコールアミンといったインスリン拮抗ホルモンを用意している。

インスリン抵抗性

インスリンの効き目が低下している状態のこと。インスリンは、食物に含まれるブドウ糖を細胞に取り込むよう働きかけており、それによって血糖値は一定に保たれている。
インスリン抵抗性が生じると、ブドウ糖の細胞への取り込みが抑制され、血糖値が高いまま下がらなくなる。その結果糖尿病が発症する。
また、インスリン抵抗性は、糖尿病だけでなく高血圧や高脂血症といった生活習慣病の発症にも関与しているといわれている。

壊死

えし。
生体の一部の組織・細胞が虚血(血液の流れが停滞し酸素や栄養素が不足すること)などによって死ぬこと。またその状態。
疾病、外傷(火傷など)、血流の傷害などによって引き起こされる。また、壊死の多くはネクローシスによるものと考えられる。
壊死した組織は、吸収されたり、周囲の肉芽組織が増殖して治したりするほか、外界に排出される場合もある。最終的には壊死部分は取り除かれ、欠損箇所は元の組織が再生したり線維化したりすることで補われる。
ただ、壊死した部分は正常に機能しないため、そのぶん臓器の機能低下が引き起こされる。特に神経系や心筋のように再生しない組織が壊死すると、その部分の機能は完全に失われてしまう。

エデマ

水腫、水症、浮腫み(むくみ)のこと。Edemaに由来。
臨床現場で使われる業界用語である。

エピネフリン

アドレナリンともいう。
副腎髄質から分泌され、血圧上昇作用のあるホルモンの1つ。
詳細はアドレナリンを参照。

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嚥下

えんげ。
飲みくだすこと。
人は食事を摂るとき、食物を噛みくだき(咀嚼、そしゃく)、飲み込みやすくして、口の中から咽頭へと食物を送り込む。その後、食物は咽頭から食道、食道から胃へと送られる。この一連の流れを、摂食(せっしょく)、嚥下という。

拡張期圧

心臓が拡張したときの血圧。最小血圧ともいう。
拡張期とは、全身から戻った血液が心臓にたまり、心臓が拡張している状態である。
心臓が収縮したときの血圧は収縮期圧という。

幹細胞

複数系統の細胞に分化でき(多分化能)、細胞分裂を経ても多分化能を維持できる能力を持つ細胞のこと。組織・器官の維持などのために細胞を供給する役割を担う。
代表的な幹細胞には、胚性幹細胞(ES細胞)や神経幹細胞、造血幹細胞、間葉系幹細胞などがある。

間質

かんしつ。
臓器のうち、その臓器の機能を直接担っている部分(実質)以外の組織のこと。血管、神経、膠原繊維(こうげんせんい、コラーゲン線維)などを含む。基質、ストロマともいう(英語のStromaに由来)。
間質が炎症を起こすことで引き起こされる疾病には間質性肺炎や間質性膀胱炎などがある。

ガレ

胆汁のこと。胆汁を意味するドイツ語、Galleより。
ガーレとも言い、ガーレ還元などの言葉がある。

ガーレ

胆汁のこと。胆汁を意味するドイツ語Galleに由来し、ガレとも言われる。ガーレ還元などの言葉がある。
詳しくは胆汁を参照。

基礎体温

一定以上の安静を保った後、生命の維持に必要な最小限のエネルギー消費しかされない安息の状態で測った体温を「基礎体温」という。
基本的には、十分な睡眠をとり起床した直後に、起き上がらず寝たままの状態で、口(舌下)において測定を行う。
その際の体温計は、目盛りが細かく、小数点2桁まで測定できる基礎体温用の婦人体温計を使用する。

胸腔

きょうくう。
肋骨(ろっこつ)や胸椎(きょうつい)、胸骨や横隔膜で囲まれた、ヒトや動物の体内空間のこと。胸腔内には左右の胸膜腔と縦隔(じゅうかく)があり、胸腔内部には心臓・肺・気管・大動脈・食道などが存在する。胸腔は横隔膜により腹腔と区分される。
胸腔内部の圧力を胸腔内圧といい、胸膜腔に行う穿刺を胸腔穿刺という。

胸腔内圧

胸腔空間内の圧力のこと。
胸腔内圧が陰圧となると、肺を広げる力となる。息を吸うと胸腔が大きくなり、胸腔内圧の陰圧は大きくなる。すると、それに伴って肺が大きく広がるという仕組みである。

胸椎

きょうつい。
胴の支柱となる脊柱(せきちゅう)を構成する椎骨(ついこつ)の1つ。頚椎(けいつい)の下に続く12個の椎骨で、第一胸椎から第十二胸椎まである。
胸椎は肋骨とつながる椎骨であり、椎体は下位のものほど大きくなる。

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胸膜

きょうまく。
肺の表面と胸壁の内側を覆う、薄い層状の組織のこと。胸膜には肺の表面を覆う膜(肺胸膜)と胸壁を覆う壁側胸膜がある。この二重の膜で囲まれている空間を胸膜腔という。左右の胸膜の間には縦隔(じゅうかく)が存在する。
胸膜は肺にかかる衝撃を和らげる役割をもつ。また、胸膜は潤滑油として働く液体を僅かに分泌しており、これによって、呼吸に合わせて収縮する肺が滑らかに動くのを助けている。

筋肉注射

筋肉内注射ともいう。
詳しくは筋肉内注射を参照。

筋肉内注射

筋肉注射ともいう。
筋肉中に薬液を注入すること。吸収の悪い脂溶性物質の注入などに適用され、一般に皮下注射より有効成分の吸収は早い。
針は皮膚に対し垂直に近い角度で刺すが、筋肉内には神経や動脈が走っているので投与の際は損傷を避ける必要がある。

空腹時血糖値

絶食時の血液内のブドウ糖の濃度。
血糖値は食後に上がり、食前などの空腹時には下がる。糖尿病かどうかを調べるときは空腹時の血糖値を測定する。
血糖値の正常値は非常に狭く、空腹時血糖の正常値はおおよそ80-100mg/dl程度、126mg/dl以上になると糖尿病と判定される。

グリーフワーク

人との離別(特に死別)時に自然と始まる、立ち直りのためのプロセスのこと。
大切な人と死別したとき、遺族は大きな悲しみ(Grief、グリーフ)を感じ、長期にわたってさまざまな精神的な変化をたどる。具体的には、ショック期、喪失期、閉じこもり期、再生期といったプロセスである。
大抵の場合、遺族たちは、故人のいない環境に適応して新しい心理的・人間的・社会関係を作っていくが、突然の事故等により死別した場合は、グリーフワークが完了するまでに長い時間がかかり、ときに、専門家(精神科医など)の助けが必要となってくる場合もある。
このようなグリーフワークのプロセスを支えて見守ることがグリーフケアである。 グリーフワークはモーニングワークともいう。

グル音

ぐるおん。
腸雑音・腸蠕動音(ちょうぜんどうおん)ともいう。
腸の蠕動運動(ぜんどううんどう・腸や胃が食べ物の消化のためうねり動くこと)に伴って出るゴロゴロという音のこと。腸管内の内容物とガスが移動して発生する。
腸が消化のために運動して発生する音のため、グル音が聞こえること自体は異常では無い。
「グル音が亢進している」「グル音の増強」などと使い、Gul音と記載する。

Gul音

ぐるおん。
グル音のこと。
腸管内の内容物とガスが移動して発生するゴロゴロという音。詳細はグル音を参照。

血管抵抗

血管内で起こる、血液の流れへの抵抗のこと。
血管抵抗のほとんどは毛細血管・末梢血管でみられる。
ストレスを感じたり、運動をしたりすると、血管収縮や血流量増加のため血管抵抗は高まり、血圧も上がる。血管抵抗が異常なまでに上がり、血圧が高くなると、高血圧症となる。

血漿

血液から赤血球、白血球、血小板を除いた残りの成分。血液の約半量を占め、水分(90%)、タンパク質(7%)などからなる。
細胞に栄養を届けたり、老廃物を運搬したりする働きを持つ。

血小板活性化因子

血小板を活性化させる因子。
好塩基球や肥満細胞、単球・マクロファージといった様々な細胞から放出される。

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血糖値

血液中のブドウ糖(グルコース)濃度のこと。血糖値は食前などの空腹時に下がり、食後には上がる。
血糖の正常値は空腹時で80〜110mg/dl、食後2時間で140mg/dl未満とされる。
血糖調整作用をもつインスリンが不足するなどして高血糖状態が続くと糖尿病を発症する。逆に、血糖値が低下すると意識障害を含む様々な神経症状をきたし、最悪の場合死に至る。これは、脳はグルコースをほぼ唯一のエネルギー源としており、血糖が不足すると大脳の活動を維持できなくなるためである。

血圧

血管が動脈壁を押す圧力であり、ふつう上腕部で測定する。
血圧を決める因子は血流量と血管抵抗であり、これらが上がると血圧も高まる。
血圧は、血液を送り出すために心臓が収縮したとき最大となり(収縮期血圧)、心臓が一番膨らんで弛緩したとき最小となる(拡張期血圧)。成人の血圧標準値は、収縮期血圧が140mmHg未満、拡張期血圧は90mmHg未満とされ、一方でもこれ以上の値になると高血圧と診断される。
血圧は、循環器系疾患の予防や疾患の可能性をはかるため、広く計測されている。

血液脳関門

脳血管から脳へ移行する物質を選択・制限する機構のこと。血液中の物質を脳へ簡単に通さないようにすることで、脳を毒性物質から守る役割をもつ。その一方で、薬剤も通りにくくしてしまう。
血液脳関門同様、血液と中枢神経系(脳・脊髄)を仲介するものに血液髄液関門(血液脳脊髄液関門)がある。これは血液から脳脊髄液への物質の移行を選択的に行っている部位である。

見当識

けんとうしき。
現在の年月や時刻、自分がなぜここにいるのか、ここはどこなのか、といった基本的な状況把握のこと。意識障害、記銘力障害、妄想などにより見当識は低下する(見当識障害)。
見当識が保たれているかが意識障害の評価対象になるため、ジャパンコーマスケールやグラスゴーコーマスケールの測定においては見当識の程度が診断される。
以前は指南力(しなんりょく)などとも呼んだ。

交感神経

こうかんしんけい。副交感神経とともに自律神経系を構成する。
「昼の神経」「活動する神経」などと呼ばれるように、昼間、活動的なときに活性化する神経。
交感神経が働くと以下のような状態が起こる。
・瞳孔の拡大
・心臓の拍動が速くなる
・血管が収縮し、血圧が上がる
・発汗

抗コリン作用

抗うつ薬、抗精神病薬の服用に伴う副作用のひとつ。神経伝達物質であるアセチルコリンの作用が妨害されて生じるため、このように呼ばれる。
症状としては便秘や口の渇き、排尿困難などがある。一方、これらの作用を利用して、頻尿や尿失禁を抑える薬(抗コリン薬)として利用されることもある。

抗コリン薬

抗コリン作用を持った薬剤のこと。抗うつ薬、抗精神病薬の服用に伴って引き起こされる副作用(抗コリン作用)を期待して投与される。抗コリン薬は頻尿や尿失禁、夜尿症の治療薬として用いられる。
抗コリン薬が投与されると、神経伝達物質であるアセチルコリンの作用が妨害され、副交感神経が抑制される。副交感神経の抑制によって膀胱の緊張状態が緩むと、膀胱内に多くの尿を蓄えたり、不規則な膀胱の収縮を抑えたりすることが可能になり、頻尿や失禁といった症状の改善につながるのである。

抗利尿ホルモン

ADH(Anti-Diuretic Hormone)。
字のとおり、利尿を妨げる働きをもつホルモン。利尿を妨げる事は体液の喪失を防ぐ事であり、脱水やショックなど、循環血漿量が減少した時(血漿浸透圧が上昇した時)に体液を保持するという意義を持つ。抗利尿ホルモンは脳下垂体から分泌される。
また、抗利尿ホルモンは、バソプレッシン(Vasopressin)ともいい、血管を収縮させて血圧を上げる効果がある。
抗利尿ホルモンは、腎臓の尿細管に作用し、腎臓からの水分の吸収をコントロールすることにより、身体の中を流れる血液量や血漿浸透圧を維持するといった重要な役割を持つ。抗利尿ホルモンの不足が、尿量増加や尿崩症の原因となる。

骨髄

骨の内部にある柔らかい多孔質の組織のこと。赤血球、白血球、血小板をつくる造血器官であり、骨髄は骨髄穿刺で採取することができる。骨髄内は血液や骨髄液で満たされており、骨の外側にある全身の血流とは毛細血管でつながっている。
医療現場では骨髄や骨髄穿刺のことをマルクと呼ぶこともある。

骨髄液

骨髄内を満たす、造血幹細胞を多く含む液体。血液の色よりやや淡い赤色である。造血幹細胞が分裂増殖することで赤血球や白血球、血小板に成長し、血液の元となる。
脊髄と骨髄は、言葉は似ているが異なる物であり、脳脊髄液(髄液)と骨髄液も全く別物である。
胸骨や腸骨から骨髄を採取することを骨髄穿刺といい、骨髄移植の際は、最も多くの骨髄を採取できる腸骨から採取される。

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コロナリー

【1】冠動脈のこと。冠動脈疾患の患者が集まる病棟(集中治療棟)をCCU(Coronary Care Unit)と呼ぶ。
【2】冠状動脈造影。血管造影検査のひとつ。冠状動脈入口に挿入したカテーテルから造影剤を注入し、X線撮影をすることで、冠状動脈の形態や病変を診断する。

コート

大便を意味する医療用語。ドイツ語のKotより。
医療現場で用いられる用語には、他にハルン、エント(えんと)などがある。

最小血圧

拡張期圧ともいう。
心臓が拡張したときの血圧のこと。詳細は拡張期圧を参照。

臍静脈

さいじょうみゃく。
胎盤から胎児の臍(へそ)を経て、胎児へ血液を送る静脈。胎盤で母胎血液から酸素と栄養を受け取った胎児血液は、臍帯の臍静脈を経て胎児の体内に入り、胎児の門脈や下大静脈に合流する。
名前は静脈であるが、中を流れる血液は酸素分圧が高い血液(通常の体動脈内を流れる血液)である。臍帯動脈は2本だが、臍帯静脈は1本である。
UV(Umbilical Vein)と略すこともある。

臍帯静脈

さいたいじょうみゃく。UV(Umbilical Vein)。
胎児期に胎盤から胎児へ血液を送る静脈のこと。
詳細は臍静脈を参照。

臍帯動脈

さいたいどうみゃく。UA(Umbilical Artery)。
胎児期に、胎児から胎盤へ血液を送る動脈のこと。
詳細は臍動脈を参照。

最大血圧

収縮期圧ともいう。
心臓が収縮したときの血圧のこと。詳細は収縮期圧を参照。

最大酸素摂取量

MOI(Maximal Oxygen Intake)。
「単位時間当たりに身体が取り込む最大の酸素量」のこと。最大酸素摂取量が大きいほど、持久力が優れていると評価される。 人間は酸素を利用して脂肪や糖を分解し、筋運動のエネルギーを獲得する。この筋運動に必要なエネルギーを獲得するために消費する酸素の量を、酸素摂取量という。
最大酸素摂取量は「ml/kg/min」の単位で表され、体重1kg当り1分間に何mlの酸素を摂取(利用)できるのかを評価する。

サイトカイン

細胞間で細胞の増殖や分化、細胞死や治癒といった情報伝達を行うタンパク質の総称。免疫作用や抗腫瘍・抗ウィルス作用を持つ。
代表的なものにはインターロイキンやインターフェロン、腫瘍壊死因子などがある。
サイトカインの働きを利用した治療法や、逆に、サイトカインの作用を阻害することで治癒を期待する治療法がある。

臍動脈

さいどうみゃく。
臍帯の中を通ずる2本の動脈で,胎盤と胎児の臍(へそ)をつなぐ動脈。
胎児の血液を胎盤に運んで、母体の血液との成分交換を行う。出生とともに閉塞し,臍動脈索として体内に残る。
臍動脈は、名前は動脈であるが、中を流れる血液は酸素分圧が低く、老廃物を多く含む静脈血である。UA(Umbilical Artery)と略すこともある。

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細胞外液

細胞の外に存在する液。体液のひとつであり、血液やリンパ液、間質液などが含まれる。

細胞内液

細胞内に存在する液。体液と称されるもののひとつである。
動物種によってさまざまではあるが、おおむね体重の3〜4割を占めるといわれる。
細胞内液は細胞膜を通してイオンなどを透過しており、その主成分はK+イオンとCl−イオンである。
ただ、細胞の活動状況によっては、同一細胞であっても物質の含有率が変化する。
※厳密には、細胞内液は体液に含まれないこともある。

糸球体

しきゅうたい。
腎臓内にある、血液ろ過の役目を持つ毛細血管のこと。腎動脈が腎内で分枝してできる。
糸球体に炎症がみとめられる疾病を糸球体腎炎とよび、糸球体腎炎のなかでも急性/慢性、原発性/二次性など、症状や原因によってさまざまに分類される。

死腔

しくう。
気道のうち血液とガス交換を行わない部分のこと。
死腔は解剖学的死腔と肺胞死腔、生理学的死腔に分類される。
解剖学的死腔とは呼吸器系の全容積のうち肺胞以外の部分(鼻腔〜終末気管支)を指し、成人で約150mlとされる。肺胞死腔は肺血流によって肺胞への炭酸ガス移行が障害され、ガス交換が行われない領域。生理的死腔とは「解剖学的死腔+肺胞死腔」のことである。
カルテ等にはVD(Volume of Dead Air Space)などと略して記入される。

シバリング

Shivering。
身震いする、という意味の英語。
熱の出始めなどで体が震えたり、寒い時に口ががたがた震えたりすること。
シバリングは、体温が下がった時に筋肉を動かすことで熱を発生させ、体温を保とうとする生理現象である。

収縮期圧

心臓が収縮したときの血圧。最大血圧ともいう。
収縮期とは、心臓が全身に血液を送り出すために収縮した状態を指す。心臓が収縮すると、血液が搾り出されるように、大動脈に送り出されるのである。
年をとるにしたがって収縮期圧は高まり、収縮期高血圧になりやすい。加齢とともに血管壁の弾力性が失われ血管が硬くなるため、血管の抵抗が高まり、血圧が上がることが原因である。
心臓が拡張したときの血圧は拡張期圧という。

手段的日常生活動作

IADL(Instrumental Activities of Daily Living)。
詳しくはIADL(Instrumental Activities of Daily Living)を参照。

腫瘍壊死因子

TNF(Tumor Necrosis Factor)。
腫瘍細胞を壊死させる作用を持つサイトカイン。サイトカインとは、細胞間で細胞の増殖や分化、機能発現といった情報伝達を行うタンパク質のこと。
腫瘍壊死因子にはTNFはTNF-α、TNF-βおよびLT-βの3種類があるが、腫瘍壊死因子といえば一般にTNF-αを指すことが多い。
TNF-αは157個のアミノ酸からなるタンパク質で、マクロファージや単球から産出される。炎症を起こした細胞の細胞死を誘発し、感染を防いだり、腫瘍拡大を阻止したりする役目を持つ。ただ、TNF-αの過剰産出は関節リウマチなどの疾患を招くこともあり、その場合はTNF-αの働きを抑える処置がとられる。

漿膜

しょうまく。
腹膜、胸膜、心膜などの内面や内臓器官の表面をおおう薄い半透明の膜のこと。
漿膜の表面は、筋運動による摩擦から臓器を守るために分泌される潤滑剤、漿液(しょうえき)を生成・分泌する細胞で構成されている。

神経系

動物の体内で、情報伝達の役割を担う組織のこと。
神経系は中枢神経と、末梢神経に分けられる。中枢神経は身体のあらゆる部分から来る情報の処理を行う司令部、末梢神経は器官や臓器を結ぶ通信網としての働きをもつ。

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心係数

Cardiac Index。
心拍出量(CO)を体表面積で補正した値のこと。心拍出量を患者の体格に対して補正し、客観な評価を行う際に使用される。
心係数 = 心拍出量(CO)/体表面積
で計算され、基準値は2.5〜4.5[L/min/m2]。
心係数が2.2以下を示した場合、心不全に罹患している可能性が疑われる。

神経成長因子

NGF(Nerve Growth Factor)。 交感神経や感覚神経といったニューロンの増殖を促進するたんぱく質で、末梢神経に存在する。118個のアミノ酸から構成されている。
大脳にあるコリン作動性神経細胞の活性化に必要な神経栄養因子であり、認知症やアルツハイマー病といった神経障害の治療薬として期待が高まっている。

心拍再開

心肺停止状態から頸動脈や上腕動脈の脈拍に触れてわかるほど、脈が回復した状態のことを指す。
心拍再開の可能性は、心停止状態から病院に収容されるまでにかかった時間が大きく影響する。1時間以内であれば、心拍再開が認められる可能性が高く、逆に6時間以上経過した場合は心拍再開の可能性は限りなく低くなる。

心拍出量

Cardiac Output。
心臓から運び出される血液量のこと。心臓の機能を示す指標として利用される。
心拍出量は、一回拍出量と毎分拍出量に区別される。安静時の成人毎分拍出量は5〜6 L/min で、運動時には3〜4倍に増加する。
毎分心拍出量[L/min] = 一回拍出量 × 心拍数
のため、心拍出量は一回拍出量と心拍数の双方に影響される。

C反応性蛋白

リウマチ性疾患などの炎症反応が体内で起きているときに血中に現れ、検査に利用される特殊なタンパク質のこと。CRPと略称される。
炎症が強いほど血清CRP値は高くり、C反応性蛋白は炎症反応の強さに相関して産出量が増加するため、血清中のC反応性蛋白を定量して炎症反応の指標とされている。

シーブイ

中心静脈を意味する医療業界の略語。中心静脈を意味するCV(Central Vein)に由来する。

縦隔

じゅうかく。
左右の胸膜によってはさまれた部分。縦隔には心臓、大動脈、気管、食道が存在する。縦隔は、上方は頸部(けいぶ)に続き、下方は横隔膜でふさがれている。

粥腫

じゅくしゅ。
コレステロールエステルを大量に含んだ脂質の塊。
粥腫は血管の内側の膜(内膜)に蓄積し、隆起している。粥腫の内側にはコレステロールなどの脂質のほか、リンパ球やマクロファージなども浸潤しており、外側は膠原線維や弾性線維などによって覆われたさらに外部を内皮で包まれて血液と接している。
動脈硬化のなかでも粥腫によって引き起こされるものを粥状硬化と呼び、粥状硬化によって生じた循環障害を粥状硬化症と呼ぶ。

粥腫のことをアテローム、プラークと呼ぶこともある。

娘細胞

じょうさいぼう、むすめさいぼう。
細胞分裂の結果生じる2つ以上の細胞のこと。
細胞分裂する前の細胞は母細胞(ぼさいぼう)と呼ぶ。

自律神経

末梢神経系のひとつ。
内臓の機能を調節する役割と、内臓からの情報を中枢神経系に伝える役割をもつ。
自律神経系は、交感神経と副交感神経の二つの神経系統から成り立っている。
自律神経のバランスが崩れると、自律神経失調症を引き起こす。

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腎血流量

腎臓を流れる血液量のこと。腎臓には1分あたり1リットル前後の血液が流れこんでいる。
腎臓は血液中にある老廃物のろ過を行っており、流れ込む血液量が多すぎると処理能力を超えてしまう。そのような場合、腎臓は血管を収縮させることで血管抵抗を増加させ、血流を一定に維持しようとするのである。

ストロマ

間質(かんしつ)、基質ともいう。
臓器のうち、その臓器の機能を直接担っている部分(実質)以外の組織のこと。
詳細は間質の項を参照。

スリープアプネア

Sleep Apnea。
睡眠時無呼吸症候群のこと。
アプネアは無呼吸を意味する業界用語である。

髄液

脳脊髄液ともいう。
詳しくは脳脊髄液を参照。

髄膜

ずいまく。
脳および脊髄を守るための膜の総称。
髄膜は、外側から順に、硬膜・クモ膜・軟膜の3層で構成される。

脊髄

脳から伸び、背骨(脊椎)の中をとおっている神経のこと。脳と脊髄をあわせて中枢神経と呼ぶ。
脊髄は5つの部分に分けられ、上から順に8つの頸髄(C)、12の胸髄(T)、5つの腰髄(L)、5つの仙髄(S)、1つの尾髄と呼ばれる。

脊椎

一般に背骨といわれている骨のこと。
脊椎の内部には脊髄が通っており、脊椎には脊髄を守る役割も果たしている。
脊椎は、上から7個の頚椎(C)、12個の胸椎(T)、5個の腰椎(L)、5個の仙椎(S)、1個の尾椎で構成されている。各骨の間には、クッションの役割を果たす椎間板が存在する。

造血幹細胞

赤血球や白血球、血小板といった細胞に分化することが可能な幹細胞のこと。主に骨髄に存在する。

代謝症候群

メタボリックシンドローム(Metabolic Syndrome)、メタボリック症候群、内臓脂肪症候群ともいう。
詳しくはメタボリックシンドローム(Metabolic Syndrome)を参照。

大食細胞

マクロファージともいう。
詳しくはマクロファージを参照。

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耐容線量

正常な組織に対して放射線照射を行った場合、組織が耐えられる放射線の最大量。
同じ照射線量であっても、照射体積が大きい場合は照射体積が小さい場合よりも耐容線量は低下する。
耐容線量は臓器によって幅があるため、臓器に障害を与えない範囲で照射する必要がある。

炭酸ガス分圧

PaCO2。
動脈血ガス分析で測定する数値であり、血液の肺胞換気量を示す。
PaCO2が高いということは肺での換気がうまくいっていないということであり、肺胞低換気状態をあらわす。逆にPaCO2が低いと過換気状態ということになる。

胆汁

肝臓で生成される茶褐色、アルカリ性の分泌液。胆嚢に一時貯蔵されたのち、十二指腸に分泌され、脂肪の消化吸収を助ける。

胆石

胆汁の成分が固まって出来た石のような物で、胆嚢や胆管などに蓄積される。コレステロールやビリルビンカルシウム石、黒色石などが成分となることが多い。
胆石により何らかの症状が引き起こされることを胆石症という。胆石は成人の10%前後が保有しているとも言われ、胆石保有者が必ずしも胆石症を発症するわけではない。

胆嚢

肝臓で作られた胆汁を、消化に使われるまで貯蔵し、必要に応じて十二指腸に送り出す器官。
人間の胆嚢は肝臓の下に位置し、胆管で肝臓・十二指腸とつながっている。 消化管への胆汁の供給が不十分な場合、黄疸を引き起こすこともある。
胆汁の成分が固まると胆石となり、胆嚢や胆管、肝臓に溜まって激しい痛みや吐き気を引き起こす。ただし胆石は成人の10%前後が保有しているとも言われ、胆石保有者が必ずしも胆石症を発症するわけではない。

中心静脈

心臓の近くにある太い静脈(上大静脈、下大静脈)のこと。CV(Central Vein)、シーブイともいう。
中心静脈は血液量が多く流れも速いため、薬剤や高カロリー輸液を注入してもすぐに血液で希釈される。
そのため、薬剤や高カロリー輸液を長期間・安定的に点滴するには、中心静脈栄養法のように中心静脈にカテーテル(中心静脈カテーテル)を挿入し直接注入する方法がとられる。

中枢神経

末梢からの刺激を受け、興奮を起こす中心部のこと。末梢神経とともに神経系を構成する。
中枢神経は脳と脊髄からなる。脳は頭蓋骨に守られて頭蓋腔に、脊髄は脊椎骨に守られて背側の体腔にあり、ともに髄膜に覆われている。

腸雑音

ちょうざつおん。
腸が消化のためにうねり動くことで発生する音。詳細はグル音を参照。
カルテに記載する際にはGul音と記す。

腸蠕動音

ちょうぜんどうおん。
腸や胃の蠕動運動(ぜんどううんどう)に伴って発生するゴロゴロという音のこと。
詳細はグル音を参照。
カルテなどにはGul音と記載する。

糖尿病

DM(Diabetes Mellitus)。
血糖値(血中のブドウ糖濃度)が病的に高いまま下がらなくなる病気。血糖を押さえる作用をもつインスリンの不足や、インスリン感受性の低下、妊娠などによって引き起こされる。
日本では、空腹時血糖が126mg/dL以上となると糖尿病と診断される。
のどの渇きや空腹感、脱力感や頻尿といった自覚症状があるほか、網膜症・腎症・神経障害などの危険な合併症を起こしやすい。
合併症のなかには治療困難なものも多いため、予防が重視されており、早期発見・早期治療につとめることが大切であると考えられている。国内患者数は予備軍を含めると2000万人にのぼるとされる。
糖尿病の分類としては、インスリンの分泌量が絶対的に不足する1型糖尿病、インスリンの効き目(インスリン感受性)が低下する2型糖尿病、妊娠によって起こる妊娠糖尿病、その他疾患に伴って発症する2次性糖尿病がある。

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道具的日常生活動作

IADL(Instrumental Activities of Daily Living)。
詳しくはIADL(Instrumental Activities of Daily Living)を参照。

動脈血ガス分析

肺の呼吸機能診断に利用される検査。
動脈血に含まれる酸素や二酸化炭素の量、pHを測定する。酸素の量は酸素分圧(PaO2)、二酸化炭素量は炭酸ガス分圧(PaCO2)として示される。
酸素分圧が低いと低酸素血症のおそれがあり、二酸化炭素分圧が高くなると高炭酸ガス血症などのリスクが高まる。

貪食細胞

マクロファージともいう。
詳しくはマクロファージを参照。

内臓脂肪症候群

メタボリックシンドローム(Metabolic Syndrome)、メタボリック症候群、内臓脂肪症候群ともいう。
詳しくはメタボリックシンドロームを参照。

日常生活動作

日常生活に不可欠な基本的動作のこと。食事、排泄、着替え、入浴、移動などを指す。
介護保険認定の際は、それぞれの動作を自立から全介助まで段階的に評価したうえで、要介護度の決定を下す。
ADL(Activities of Daily Living)ともいう。

尿酸

にょうさん。UA(Uric Acid)。
核酸などに含まれるプリン塩基の代謝産物で、尿へ排泄される。
血中濃度が高くなると高尿酸血症や痛風になるほか、溶解度が低いので尿路結石の原因にもなる。
その一方、尿酸は抗酸化物質であり、体内に一定量存在することで重要な役割を担っている。
ヒト血液の正常値は3.0〜7.0mg/dlである。

尿素窒素

肝臓や腎臓の状態を診断するために用いられる検査項目。血液中の尿素に含まれる窒素成分のことで、タンパク質が分解されてできる老廃物である。8〜20mg/dlが標準値とされる。
通常、尿素窒素は腎臓でろ過されたうえで尿として排出されるが、腎機能が低下すると尿素窒素の数値は上昇する。また、タンパク質の過剰摂取や大量の消化管出血、甲状腺機能亢進症などによっても数値は高くなる。
一方、数値の低下は肝硬変や肝不全、低タンパク食の継続的摂取、妊娠などによって引き起こされる。

ネクローシス

Necrosis。壊死。細胞死。ネクローゼともいう。
ウイルス感染や外傷といった外的要因によって、組織や器官を形成する細胞が死に、機能を失うこと。プログラムされた細胞死(アポトーシス)とは異なるものである。

ネクローゼ

外傷や血行不良といった外部要因によって引き起こされる壊死のこと。ネクローシスともいう。
詳細はネクローシス、壊死の項を参照。

脳潅流圧

血圧と頭蓋内圧の差。
狭窄や閉塞によって脳血管がふさがり、血流量が不足すると、脳潅流圧は低下し脳虚血を引き起こす。

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脳血流

脳内の血液循環のこと。
動脈硬化によって血管が狭く硬くなると、血液の流れが不十分になり、脳血栓を引き起こす。逆に脳血流量が増えすぎると、血液が血管外に流出してしまい、脳出血となる。

脳酸素消費量

脳酸素代謝量ともいう。
詳しくは脳酸素代謝量を参照。

脳酸素代謝量

CMRO2(Cerebral Metabolic Rate of Oxygen)。
脳酸素消費ともいう。
脳組織が消費する酸素量のこと。単位時間(分)、単位量(100g)当たりの酸素消費量を指す。
脳が消費する酸素量は全身の約2割を占めており、体温が下がったり、脳細胞の活動が減少したりすると低下する。
CMRO2は脳循環障害の診断などに利用される。

脳性ナトリウム利尿ペプチド

BNP(Brain Natriuretic Peptide)。
心臓から分泌されるホルモン。心室に負荷がかかった場合に分泌されるため、血中濃度を測定することで心不全や心肥大といった心臓病の診断・早期発見が可能になる。
心臓から分泌されるホルモンにもかかわらず「脳性」というのは、初めて発見されたのがブタの脳からだったためと言われる。

脳脊髄液

髄液ともいう。
頭蓋骨や背骨の隙間に満たされており、脳と脊髄を循環する無職透明の液体。脳や脊髄を浮かべ、衝撃から守るとともに、栄養補給や不要物質除去の役目をもつ。全量は150tほどであり、一日数回入れ替わる。
この髄液が増加したり脳内に溜まったりすると、脳や頭蓋骨を圧迫し、頭痛や嘔吐を引き起こす。溜まった髄液が頭蓋骨を内側から圧迫し、頭部を拡大させる症状は水頭症として有名である。
また、これとは逆に、髄液の減少によって引き起こされるのが脳脊髄液減少症である。転倒や交通事故の衝撃で髄液が体内に漏れ出すと、脳を循環する髄液量が減少し、脳が沈んで頭蓋骨にぶつかってしまう。その衝撃によって慢性的な頭痛やめまいを覚える病気である。
脳脊髄液を使った診断・治療には、ルンバールがある。

脳波

ヒトや動物の脳細胞の活動に伴って生じる微弱な電気変動。またはこの電気変動を頭皮や脳内に置いた電極で感知し、それを記録したもの。
てんかんや意識障害、精神疾患の診断や症状把握のために使われる。

肺活量

思い切り息を吸い込んだのちに、一気に吐き出しうる最大の呼吸気量。肺の換気能力を測る指標となる。
身長、体重、年齢によって個人差があり、年齢をとるにしたがって低下する。日本人の平均は成人男性で3000〜4000ml、成人女性は2500〜3500ml。

肺血管抵抗

肺血管系の血流に対する抵抗のこと。
ストレスを感じたり、運動をしたりすると血管抵抗は高まり、血圧も上がる。血管抵抗のほとんどは毛細血管・末梢血管でみられるものである。
肺の血管抵抗の上昇は、全身への血液循環機能低下を引き起こす。

肺雑音

はいざつおん。
副雑音ともいう。呼吸運動に伴って生じる異常呼吸音のこと。
肺雑音には喘鳴音・ラ音・咳嗽音などさまざまな種類がある。

肺動脈圧

肺動脈の血圧のこと。正常値は収縮期圧30〜15mmHg、拡張期圧8〜2mmHg、平均圧18〜9mmHgとされている。
肺高血圧症診断のために測定される。
肺動脈圧が高いと右心室に負荷がかかるため、心臓のポンプ機能が低下し、心拍出量の減少や全身のむくみを引き起こす。

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肺胞気酸素分圧

PaO2。
動脈血ガス分析で測定する数値であり、血液中の酸素量を示す。
酸素分圧が低い場合は、呼吸器疾患によるガス交換障害や低酸素血症の疑いがある。

拍出係数

SI(Stroke Index)。
拍出量を患者の体表面積(BSA)で割った値で、患者の体の大きさに関係なくSV(Stroke Volume)を比較するために用いる。心係数ともいう。
拍出係数=拍出量÷体表面積

正常では30〜60 ml/beats/m2とされる。

白血球

血液の中に存在し、有害な細菌などを排除・殺戮する造血幹細胞由来の細胞のことを指す。
外部から体内に侵入した異物の排除を役割としており、顆粒球、リンパ球、単球の3種類に分類される。

ハルン

尿を意味する医療用語。ドイツ語のHarnより。
医療現場で用いられる用語には、他にエント(えんと)、カイザーなどがある。

汎発性腹膜炎

はんぱつせいふくまくえん。
腹膜炎のひとつ。パンペリとも呼ばれる。
腹腔内全体に炎症が広がっている状態で、緊急手術が必要とされる。
汎発性腹膜炎は消化器疾患の合併症として起こるが、その原因は大きく分けて以下の2つである。
(1)腹腔内の臓器の炎症(急性虫垂炎など)が腹膜へ波及することによって発症する場合
(2)外傷、消化管疾患などによって胃液、胆汁などが腹膜へ漏れ出ることで引き起こされる場合
汎発性腹膜炎で見られる症状には、腹部の激痛、喉の渇き、吐き気、嘔吐、発熱などが挙げられる。

バイタル

バイタルサイン(Vital Signs)の略称。
生命(Vital)の兆候(Sign)とも訳される、患者の生命に関する最も基本的な情報である。 具体的には、脈拍あるいは心拍数・呼吸(数)・血圧・体温の4つを指すことが多く、これらの数値情報から、患者の現在状況を把握・表現する。
ちなみに、救急医学の分野では上記4項目に意識レベルを追加した5項目を測定する。

バイタルサイン

Vital Signs。医療現場ではバイタルとも略される。
患者の生命に関する最も基本的な情報である、心拍数・呼吸(数)・血圧・体温の4項目を指す。

バソプレッシン

抗利尿ホルモン(ADH(Anti-Diuretic Hormone))、血圧上昇ホルモンともいう。
下垂体後葉が分泌する神経ホルモンのひとつ。
腎臓に働きかけて利尿を抑制し、体内の水分を保持する役割や、毛細血管を収縮させて血圧を上昇させる作用を持つ。
バソプレッシンが過剰に分泌されるとSIADHを、不足すると尿崩症を引き起こす。

非対称性緊張性頚反射

生後2ヶ月〜6ヶ月の新生児にみられる原始反射のひとつ。
乳児を仰向けに寝かせ、首を右に向けると、右の手足は伸び、左の手足は曲がる反射のこと。逆に首を左にむけると、左の手足が伸び、右の手足は曲がる。
大脳の発達に伴い、生後4ヶ月を過ぎた頃からみられなくなる反応である。

ヒト白血球型抗原

人間の体内に存在する、最も重要な組織適合性抗原の一つで免疫を担当する。白血球の型を示しているHLA型は、白血球の血液型とも言える。一般的に血液型というと赤血球の型を指すA、B、O、AB型をさすが、皮膚・臓器移植などの移植手術の際、患者と提供者(ドナー)とでHLA型が一致していないと拒絶反応を起こす。

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フィブリン体分解物

フィブリン、フィブリノーゲンというタンパク質を、プラスミンというタンパク分解酵素によって分解した際の産物のこと。播種性血管内凝固症候群や肝硬変といった線溶作用が異常に亢進する疾患のときに異常に増え、これらの疾患の検査・診断基準に用いられる。
フィブリン体分解産物が多い状態では、凝固異常、血栓ができやすいことを示している。

副交感神経

ふくこうかんしんけい。交感神経とともに自律神経系を構成する。
「夜の神経」「休息する神経」とも呼ばれ、体を緊張から解きほぐし、休息させるように働く神経である。
副交感神経が働くと以下のような状態が起こる。
・瞳孔が収縮
・脈拍が遅くなる
・血圧が下降

副雑音

ふくざつおん。
肺雑音ともいう。
肺の聴診をするときに聴きとられる正常呼吸音以外の、肺に由来する複雑音のこと。
断続性ラ音や連続性ラ音、水泡音など様々な種類がある。

副鼻腔

ふくびくう。
鼻の周囲の骨にある大小さまざまな空洞で、鼻の中に通じている。

副鼻腔には4つの種類がある。
(1)前頭洞(ぜんとうどう)…左右の眉のすぐ上にある空洞(左右1つずつ)
(2)上顎洞(じょうがくどう)…両側のほお骨の中にある空洞(左右1つずつ)
(3)篩骨洞(しこつどう)…両目の間にあり、蜂の巣のように複雑な小さな穴からできている空洞(左右2グループに分かれている)
(4)蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)…鼻の奥の一番深いところにある空洞で、篩骨洞の後ろにある(左右2つ)

これら副鼻腔に起こる炎症が副鼻腔炎(蓄膿症)である。

腹膜

ふくまく。
胃や腸、肝臓といった臓器の表面と、腹壁の内側を覆っている薄い半透明の膜のこと。
胸膜や心膜と同じく、漿膜(しょうまく)の一種である。この腹膜が細菌によって感染し、炎症を起こした状態を腹膜炎という。

腹膜を浸透膜として利用する透析方法に腹膜透析がある。これは、浸透圧を高めた透析液を腹膜内に入れ、尿素をはじめとした老廃物や水分をこしとるというものである。

ブローカ野

人の脳の領域の一部で、喉、唇、舌を使って言語を発する役目を持つ部分。運動性言語野と呼ばれる。
ブローカ野は、下前頭回の三角部と弁蓋部に位置しており、各部位の役割は以下のとおり。
■三角部:
言語を理解する。
■弁蓋部:
言語を音声として発する。
ブローカ野という名前は、ブローカ野を発見したフランス人外科医ポール・ブローカ(1824-1880)の名前にちなんでつけられた。

ヘマトクリット

ヘマトクリット値(ヘマトクリットち)。
血液に占める赤血球の容積を%で表わしたもの。貧血の診断や経過観察などに用いられる。基準値は成人男性で40〜50%、成人女性で35〜45%。
ヘマトクリット値が高い場合は脱水(血液濃縮)や多血症が、値が低い場合は貧血、妊娠が疑われる。
臨床検査などでは、HtまたはHctといった略号で表されることが多い。

ヘマトクリット

血液中の赤血球の割合を調べることで、貧血の種類を診断する検査方法。ヘマクリット値が低い場合、つまり赤血球の数が少ない場合は貧血である可能性が高く、逆にヘマトクリットの値が高い場合は、血液の流れが悪くなり、多血症や脱水症などの疑いを持たれる。
簡単に行えるため、大出血で病院に搬送された際にも行われる。この検査によって得られた数値によって、輸血の要・不要が決定される。

ヘモグロビン

鉄を含む「ヘム」という色素と、たんぱく質の「グロビン」が結合した、赤血球中のたんぱく質。
ヘムは赤色素のため、赤色を帯びている。
ヘモグロビンは血中の酸素分圧の高い肺で酸素と結合し、酸素分圧の低い末梢神経で酸素を放出することで、体中の細胞に酸素を供給するという重要な役割を持つ。
鉄分が不足すると、十分なヘモグロビン量が生成されず、体中に供給される酸素の量が減少し、動悸や息切れ、めまいなどの酸欠症状、いわゆる鉄欠乏性貧血が起こる。

ヘモラール

大腿動脈を意味する業界用語。「ヘモラールからの採血」「ヘモラール穿刺」などと使う。
同様の用語にはマルク、アプネア、コート、アイテルなどがある。

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ヘルツ

心臓を意味する業界用語。Herzに由来する。
医療現場で使われる用語には他に、ベジるやテーベー、ゼグレートなどがある。

ホメオスタシス

恒常性(生体恒常性)といわれる。恒常性、ホメオスタシスとは、生体内ではその内部環境を一定の状態に保とうとする働きのことである。
具体的な働きとしては、体温や血圧、体液の浸透圧やpHのほか、病原微生物やウイルスといった異物の排除、創傷の修復など幅広い。
ホメオスタシスという言葉は造語で、同一の(Homeo)状態(Stasis)を意味するギリシア語に由来する。

母細胞

ぼさいぼう。
細胞分裂する前の細胞のことを母細胞と呼ぶ。
一方、分裂後の細胞は娘細胞と呼ばれる。

毎分拍出量

心室が1分間に送り出す血液量。Cardiac Output Per Minute。単位はL/min。
一回拍出量に心拍数を掛けた数値であり、正常で約5L/minとされる。

毎分心拍出量[L/min] = 一回拍出量 × 心拍数

マクロファージ

大食細胞、貪食細胞ともいう。
アメーバ状の大型単核細胞で、細菌や異物を捕食して消化する役目をもつ。生体防御上、重要な働きをしており、活性化するとプロテアーゼやサイトカインを分泌する。
その一方で、マクロファージの異常活性化も疾病を引き起こす要因となる。例えば、マクロファージは血管壁に付着したコレステロールを捕食する役割を持っているが、コレステロールが多すぎるとマクロファージも過剰に分泌されてしまう。それがそのまま血管壁に沈着すると、動脈硬化を引き起こすのである。

末血

まっけつ。
全身を循環している血液のこと。腕からの通常の採血で採ることができる。末梢血ともいう。

末梢血

まっしょうけつ。
血管の中を流れ、全身を循環している血液のこと。腕の血管から採取することができる。
骨髄や脾臓・肝臓に蓄積されている血液や、組織液、臍帯血などと区別するために末梢血と呼ばれる。

末梢神経

刺激や興奮といった情報を、中枢と身体各部の間で伝達する役割を持つ通信網のこと。中枢神経とともに神経系を構成する。
末梢神経は、脳と末梢をつなぐ脳神経と、脊髄と末梢をつなぐ脊髄神経からなる。 末梢神経は分類方法によって、以下のように分けられる。
@刺激の伝わる方向による分類:
外部から与えられた刺激を中枢神経に伝える求心性の神経が感覚神経、各部位を動かすよう指示する遠心性の神経が運動神経である。
A神経が分布する器官による分類:
自分の意思で制御できる随意器官(骨格や筋肉)に分布するのが体性神経(特に運動神経)、意思では制御できない不随意器官(内臓など)に分布するのが臓性神経(特に自律神経)である。

マルク

骨髄もしくは骨髄穿刺のこと。骨髄を意味するドイツ語Knochenmarkに由来する。
詳細は骨髄、骨髄穿刺を参照。

脈圧

収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最低血圧)の差のこと。
動脈硬化の進展度合いを見るバロメーターとされる。動脈硬化が進むと血管の柔軟性が低下するため、収縮期血圧値は増加し、拡張期血圧値は低下する。そのため脈圧が拡大するのである。
また、脈圧は加齢に伴って大きくなる傾向にあるが、脈圧が大きいと心臓病や脳卒中の可能性が高まるとされる。

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メタボリック症候群

メタボリックシンドローム(Metabolic Syndrome)、メタボリック症候群、内臓脂肪症候群ともいう。
詳しくはメタボリックシンドローム(Metabolic Syndrome)を参照。

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドローム(Metabolic Syndrome)、メタボリック症候群、内臓脂肪症候群ともいう。
内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖・高血圧・高脂血・高コレステロールのうち2つ以上を合併した状態のこと。
こういった症状は単独でも健康リスクを高める要因だが、それが重なると、糖尿病・動脈硬化・心筋梗塞といった疾患の発生頻度が高まる。
そのためリスク重積状態は予防や治療の対象と考えられている。 メタボリックシンドロームの診断基準を定める動きもあったが、その数値は世界各地ばらばらで、科学的に疑問の声が上がっている。

門脈

消化管を流れた血液が集まって肝臓に注ぐ部分の血管のこと。肝門脈ともいう。
門脈には胃、腸、膵臓、脾臓、胆嚢などから流れ出る静脈が集まっており、腸で吸収されたアミノ酸、膵臓で作られたインスリンをはじめとしたホルモン、脾臓から排出された分解物などが肝臓に流入する。
肝臓に流れ入る血流は肝動脈系と門脈系に分類され、これらの血液は肝臓を通過される際に肝細胞によって代謝や解毒などの作用を受け、肝静脈、下大静脈を経由して心臓に循環していく。
この門脈系統のどこなに血流の異常が生じ、門脈圧が上昇した状態を門脈圧亢進症(もんみゃくあつこうしんしょう)といい、肝硬変などによって引き起こされる。

モーニングワーク

グリーフケアともいう。
家族や友人などを失った人が、精神的・社会的に立ち直っていくための「悲嘆のプロセス」のこと。
詳細はグリーフケアを参照のこと。
モーニング(Mourning)は、朝ではなく、モーニングスーツ(礼装)のほうで、この場合は「服喪・哀悼・喪服」といった意味である。

リボ核酸

RNA(Ribo Nucleic Acid)と記されることもある。
リボヌクレオチドがホスホジエステル結合でつながった核酸で、情報の伝達や一時的な処理を行う役割をもつ。
RNAにはその働きや構造により、メッセンジャーRNAやトランスファーRNA、リボソームRNAなどの種類がある。

リボソーム

細胞内にある、直径15〜30nmの微小顆粒(かりゅう)で、RNA(リボソームRNA、rRNA)とタンパク質からなる。アミノ酸の連結によるタンパク質の合成はこの表面で行われる。